2021年8月1日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ヨハネの福音書14章1~6節

主題聖句:わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。(ヨハネの福音書14章6節)

本日の説教要旨:弟子たちはイエス様から十字架の話、弟子の裏切りの話、ペテロのつまずきの話を聞かされ、心が騒いでいました。

1.道とは

 イエス様は心を騒がせている弟子たちに「心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(14:1)と語りかけられました。そして、イエス様がこの地上を去ることは益であることを語ります。イエス様が去った理由は天の父の家に私たちが住む場所を用意するためでした。天の父の家は天国です。イエス様は天の父の家へと続く道なのです。

2.キリストとは

 イエス・キリスト以外の救いの道はありません。イエス様はこう言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」(14:6)と。イエス様が救いの道そのものです。十字架によって罪人に父なる神様との和解の道を与えてくださいました。そして復活によって永遠のいのちに至る道を与えてくださいました。イエス・キリストこそ私たちの救い主であり、道そのものです。私たちは弟子たちと同じように心を騒がせることがあります。何を信じ、どこに向かって行けばいいのか分からなくなる時があります。その時に、イエス様が道そのものであることに御言葉は気づかせてくれます。