2021年11月14日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ヨシュア記3章1~17節

主題聖句:イスラエル全体は乾いたところを渡り、ついに民全員がヨルダン川を渡り終えた。(ヨシュア記3章17節)

本日の説教要旨:イスラエルは約束の地を目指して旅を続ける中で、何度も壁や障害にぶつかっていました。約束のものを目指して旅をする私たちは信仰によって目の前の現実世界と向き合い、進んで行く必要があります。

1.ヨルダン川を渡る前に

 イスラエルの民たちは約束の地に入るためにヨルダン川を渡らなければなりませんでした。彼らはヨルダン川の手前で立ち止まり、3日間そこに泊まりました。困難を目の前にした時、無理して進むことはありません。一度立ち止まり、神さまにしっかり聞いて、良い方法を示していただいたらいいのです。彼らも主の方法でヨルダン川を渡ろうとしていました。主は彼らに契約の箱を先頭にして進んで行くように言われました。主はイスラエルの先を歩いて行かれ、道を開いてくださるお方です。

2.ヨルダン川を渡る時に

 実際川を渡るということは簡単なことではありません。しかし祭司たちは主の契約の箱を担いでヨルダン川に一歩足を踏み入れました。すると、水が止まったのです。ヨルダン川を渡る時に求められたことは信仰です。信仰とは、一歩先に何が起こるか分からないけれども主のことばを信じて一歩踏み出すことです。目に見えるものを信じることは信仰ではありません。信仰とは目に見えないけれども、主の約束を信じることです。私たちには私たちの先頭を歩まれる主がおられます。