2024年12月22日クリスマス賛美礼拝のメッセージ

聖書箇所 ヨハネの手紙第一 第4章7~10節

主題聖句:

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。

      ヨハネの手紙第一 第4章10節

本日の説教要旨:

「ここに愛がある」

①愛の起源(7~8節)

 「愛する者たち」=直訳「愛される者たち」。誰かに愛されることも幸いですが、神に愛されることにまさる幸いはありません。この神の愛から漏れている人は一人もいないのです。

②愛の方向(10節)

 「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し」とあるように、愛の方向は、「私たちから神へ」ではなく、「神から私たちへ」です。私たちは、自分で正しく生きようとしてもその力が「弱かった」上、創造主なる神に積極的に反逆する「不敬虔な者たち」、神から的をはずした「罪人」、神の「敵」でさえあった者です。そんな私たちに(ローマ5:6、8、10)、まず神のほうから「私たちを愛し」てくださったのです。

③愛の証明(10節)

 神の愛は、口先だけの愛ではなく、具体的な行動を伴う愛です。その究極が、「御子を遣わされました」ということです。神が人となられた受肉降誕だけでも想像を絶することですが、罪のない神の御子イエスが「私たちの罪のために、宥めのささげ物として」十字架に釘付けられ(ローマ3:25、ヘブル9:5)、本来なら私たち罪人に下されるはずの神の怒りとさばきを一身に引き受けて死なれたのです。十字架は、「神の義と愛の合えるところ」(新聖歌230番)、二つの相矛盾する性質が見事にドッキングしたところ、驚くべき神の救いの方法です。それにより、ただ主イエスを信じるだけで罪赦され、神に造られた人間らしく、神とともに真に生きるようにしてくださったのです。

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※礼拝の中で、聖歌隊により「牧人羊を」が賛美されました。

※礼拝後 クリスマス祝会が開かれました。

ピアノによるクリスマスソングの演奏、2024年思い出スライドショー、ビンゴゲームなどで楽しみました。