2025年7月27日の礼拝メッセージ

【 聖書箇所 】

詩篇 第4篇1~8節

【 金  言 】

あなたはわたしが悩んでいた時、

わたしをくつろがせてくださいました。

      詩篇 第4篇1節(口語訳)

【 説教要旨 】

「くつろがせてくださる主」

      木村勝志牧師

①苦悩の中のゆとり(1節)

 息子アブサロムの謀反によって厳しい状況にあったダビデですが、彼の魂にはゆとりがありました。それは、「追いつめられたとき(狭い、窮屈な、の意) あなたは私を解き放ってくださいました(広くする、空間をつくる、の意)」と、過去の恵みの数々を数え上げたからです。羊飼い時代に獅子や熊、巨人ゴリアテとの戦いに勝利したこと、サウル王から執拗にいのちを狙われながらも神に守られ続けたことを思い起こしながら、今度も主は私の祈りに答えてくださる、という確信を深めたからです。「土の器の中にキリストを持っている人は、東西南北の他にもう一つ、上という方角を知っている。だから四方から患難が襲ってきても、神のみもとに逃れることができる」(山室軍平師、Ⅱコリント4:7~8)。私たちには祈りという最強の武器があります。試練や悩みの中では特に、以前祈りが聞かれて助けられたという恵みの体験を思い起こしましょう。

②ゆとりの結果(2~8節)

 王位ばかりか、いのちまでも奪おうとしている敵に向かってダビデは、「(しかし)知れ。主はご自分の聖徒を特別に扱われるのだ」と宣言しました。主を愛する者に対して、主がいかに恵み深く特別扱いしてくださるか、いかに守り通してくださるか、今こそ「知れ」。敵に対するダビデの信仰の表明・宣言です。「私が呼ぶとき 主は聞いてくださる」という確信も与えられ、こうした危機的状況の中でも、「平安のうちに私は身を横たえ すぐ眠りにつきます」。偉大なる熟睡の毎日でした。

 主イエスの十字架と復活によって罪と滅びから救い出してくださった主は、今や私たちのことをかけがえのない宝と見なし、私たちと主との間は「年中無休、24時間いつでもOK」のホットラインでつながっています。問題の大きさばかり見つめて「落ち込む」のはやめ、主の御手の中に「落ち込む」絶好のチャンスと捉えましょう。主の御手の中に落ち込めば落ち込むほど、真のくつろぎ・ゆとりを得ることができるのです。