2024年12月15日アドベントの礼拝メッセージ
聖書箇所 ヨハネの福音書 第1章1~13節
主題聖句:
世に来ようとしていた。
ヨハネの福音書 第1章9節
本日の説教要旨:
「暗闇からの脱出」
キリストは「すべての人を照らすそのまことの光」として来臨されました。「光」の働きの第一は、「闇」を照らし出すことです。「すべてのものは光によって明るみに引き出され、明らかにされます」(エペソ5:13)。神のみことばに真実に向き合い、心の深奥を照らされると、自分の心の闇、醜さ・罪深さが見えてきます。人は皆、神に造られ生かされているにもかかわらず、神を無視して自分勝手に歩んでいます。そのような的外れの状態を聖書は「罪」と呼び、そこから様々な悪い行い(不品行、盗み、殺人、姦淫等)や悪い考え(憎しみ、嫉妬、怒り、愚痴等)が出てくるのです(マルコ7:20~23)。
しかし「光」は罪を照らし出しておしまいではありません。「闇」は、箒で掃き出すことも、掃除機で吸い取ることもできませんが、ローソクの小さな光でもあれば、闇はたちまち追い出されてしまいます。そのように「光」の働きの第二は、「闇」を一掃することです。罪に汚れ果てた私たち人間の側から聖なる神に近づく術は全くないので、神の側から私たちに近づいて来てくださいました。それがクリスマスの出来事です。私たちと同じ姿をとって降誕されたキリストは、全人類の罪の身代わりとして十字架につけられ、神にさばかれて死んでよみがえり、救いを完成されました。実に死ぬために降誕されたキリストを「受け入れ…信じ」るなら、心の闇は一掃され、「神の子ども」とされ、喜びと希望の光にあふれる人生に変えられます。キリストとともに、試練や困難も雄々しく乗り越えていくことができます。
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※礼拝の中で、露のききょう師匠の証しがありました。
※午後、露のききょう落語会が行われ、たくさんの方々とお笑いを共に楽しみました。南京玉すだれも行われました。