2025年2月2日の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書第15章12~20節
主題聖句:
それが人を汚すのです。
マタイの福音書第15章18節
本日の説教要旨:
「人に入るもの、人から出るもの」
「口に入る物(食物)はみな、腹に入り、排泄されて外に出される」だけなので、「手を洗って」から食事しないと汚れるという「長老たちの言い伝え」など無意味です。外から「口に入る物」よりも、「口から出るもの」こそ大問題で、内から外に出て自分を汚し、他人を傷つけ、家庭や社会を破壊する恐るべき病原菌です。主イエスは、私たちの目を外にではなく内に向けるよう促しておられるのです。そのときどんなに逆立ちして頑張っても、自分ではどうすることもできないことがわかります。それほど罪に汚染された私たちは、もはや主イエスに解決していただく他ないのです。
「悪い考え」から解放されたら、どんなに楽で幸せでしょうか。心の中に様々な「悪い考え」を抱えているから自分らしく生きることができない、すっきりした心と魂で生きることができないのです。そしてせっかく神から与えられている賜物や持ち味を十分発揮できないまま、くすぶり続けることになるのです。
私たちをかけがえのない最高傑作として愛しておられる神は(イザヤ43:4)、私たちが神の愛をいっぱい受け、神を愛し人を愛し、自分らしく最高の人生を歩んでほしいと願い、そのために神は御子イエスを遣わして十字架の死に渡されたのです。この神の前に、自分の心の中にも「悪い考え」があり、癒やしが必要な「病人」(9:12)であることをまず正直に認めることです。その上で主イエスを心の真ん中に信じ受け入れるなら、汚れた心は赦され、さらにきよめられ、健やかにされていくのです。
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礼拝後、聖歌隊の賛美練習が行われていました。