2021年5月9日 礼拝メッセージ

聖書箇所:ルカの福音書5章1~11節

主題聖句:それからイエスは一緒に下って行き、ナザレに帰って両親に仕えられた。(ルカの福音書2章51節)

本日の説教要旨:天から降られた神の子イエスさまは仕えるお方でした。

1.少年イエス

 イエスさまは家族と毎年過越しの祭りをお祝いしていました。家族や親せき、友人知人、国中の人たちがエルサレムに集まる時です。イエスさまは祭りが終わっても、エルサレムの神殿に留まり続け、教師たちの話を聞いたり質問したりしながら過ごしていました。両親はイエスさまがおられないことに気づき、必死な思いで捜し回りました。両親は自分の子どもであるイエスさまの身が安全であることを願っていました。

2.神の子イエス

 イエスさまが見つかった時、マリアは叱りますが、イエスさまは自分が父の家である神殿にいることは当然であると言います。イエスさまはご自分が神の子で、天の神さまが父であることを自覚しておられました。しかし両親はイエスさまの語られた言葉の意味が分かりませんでした。人の子であり、神の子であるイエスさま。イエスさまはこの後、両親のもとに帰り、両親に仕えられました。神さまは両親に仕えることを喜ばれます。なぜなら、みことばに「あなたの父と母を敬え」とあるからです。私たちが関わる家族や親せき、友人や知人は私たちと同じように罪があり、弱さがあります。しかし主の愛をいただいて心から仕えるならば、神さまのみことばに仕える生き方となります。イエスさまは神と人に仕えられたお方です。