2021年7月18日礼拝メッセージ

聖書箇所:ヨハネの福音書10章1~15節

主題聖句:わたしは良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。(ヨハネの福音書10章11節)

本日の説教要旨:イエスさまは私たちにとって良い羊飼いです。良い羊飼いとは、私たちのことを決して忘れずに付きっきりで世話をし、必要を与え、危険が迫ると体を張って守ってくださる方のことです。

1.羊を襲う者

 イエスさまは当時の宗教指導者たちのことを「盗人や強盗」にたとえ、神さまから預けられている羊を責任もって世話をしていないと語られました。宗教指導者は人々に正しく神さまのことを教える立場でしたが、神さまから遣わされたイエスさまを憎んでいました。彼らはイエスさまが安息日に目の見えない人の目を開いたことを根に持っていたのです。

2.羊を救う者

 イエスさまは羊たちを正しく導くためにこの世に来られました。そしてイエスさまは羊たちがいのちを得ることができるように、自らを犠牲にしてくださったお方です。私たちの名前を知り、人格的にかかわってくださる主は、神であられるのに身を低くして羊を養う羊飼いとなってくださいました。羊にとってイエスさまは安心して身を委ねてもいい存在なのです。羊たちは羊飼いの声を知っていると言われています。私たちはイエスさまの声を知っているでしょうか。多くの声があふれる世の中で、私たちはイエスさまが語られている御言葉という声を聞いているでしょうか。イエスさまも私たちもお互いのことを知っています。いのちを与えてくださるイエスさまの声に従っていきましょう。