2021年7月11日礼拝メッセージ
聖書箇所:ヨハネの福音書9章1~11節
主題聖句:わたしが世にいる間は、わたしが世の光です。(ヨハネの福音書9章5節)
本日の説教要旨:生まれつき目の見えなかった人の目を開いたイエス様は、今も私たちが思い悩んでいること、自分にも人にもどうすることもできない問題に光を与えてくださいます。
1.閉ざされた心
弟子たちの心は閉ざされていました。生まれつき目の見えない人を見たとき、誰の罪のせいなのかとイエスさまに質問しました。イエスさまは、「だれの罪のせいでもなく、彼に神のわざが現わされるためです」と答えられました。イエスさまの関心は罪を裁くことではなく、人々の心が神のわざを見ることによって開かれることでした。イエスさまは地面に唾をし、泥を作って、彼の目に塗りました。そしてシロアムの池に行って洗いなさいと命じたのです。
2.開かれるべき心
彼はイエスさまがどういうお方なのかまだはっきりとは知らないのに、イエスさまのことばの通り行いました。すると、目が開かれたのです。イエスさまは「わたしが世にいる間は、わたしが世の光です」と言われました。罪の暗闇で苦しむ者たちを救い出す光。イエスさまが来られたのは罪人を裁くためや、のけ者にするためではありません。罪の中で苦しんでいる人の痛みを悲しみ、あわれんで救い出すためにこの世に来られました。そして罪の赦しを与えるために来られたのです。彼はまことにイエスさまは主であることを信じました。彼の心は開かれたのです。イエスさまの光は人々の心を開きます。