2021年9月5日 振起日、教団教会学校デーの礼拝メッセージ

聖書箇所 出エジプト記17章8~16節

主題聖句:モーセが手を高く上げているときは、イスラエルが優勢になり、手を下ろすとアマレクが優勢になった。(出エジプト記17章11節)

本日の説教要旨: 信仰者にとって祈りと御言葉はとても大切です。また主の恵みを共有し合う信仰の友も大切です。

1.祈りの必要性

 イスラエルは約束の地を目指して旅をしていましたが、アマレクはイスラエルに戦いを挑んできました。私たちも人生の旅路を歩む時に様々な所から戦いが起こってきます。問題が突然起こったり、悩み事もあります。不安や心配や緊張や恐怖に陥る時もあります。この時、信仰者は速やかに祈りへと導かれる必要があります。モーセもアロンとフルを連れて祈りに行きます。けれども祈るために休戦をするのではなく、ヨシュアはアマレクと戦いに出て行きます。祈りというのは立ち止まらないとできないものではありません。祈りと行動が同時に行われる時もあるのです。

2.信仰の友の必要性 

モーセは祈りのチームと戦いに出て行くチームに分けました。どちらも一人で行うことではなく、チームとして活動していくのです。モーセは手を上げて祈っていましたが、手を上げ続けることは難しいことです。途中で疲れてしまい、手を下ろしてしまいます。手を下ろすとアマレクが優勢になってしまいました。モーセの手を上げ続けるためにアロンとフルがモーセを支えていました。戦いが起こっている時に一人で祈るならば途中で疲れて、祈ることをやめてしまいます。しかし信仰の友と祈祷課題を共有しているならば、祈りの手は上がり続けるのです。