2021年8月29日の礼拝メッセージ

聖書箇所 出エジプト記16章31~36節

主題聖句:イスラエルの子らは、人が住んでいる土地に来るまで、四十年の間マナを食べた。(出エジプト記16章35節)

本日の説教要旨:神さまはイスラエルの民たちを約束の地まで導かれます。

1.私たちが心配することとは

 人間にとって衣食住の安定は重要です。イスラエルの民たちはエジプトを出て、荒野の旅が始まりました。しかしそこで民たちが直面した困難は、飲む水がなかったり、食べる物がなかったりという生活に関わることでした。私たちは日々の生活の中で多くの物を必要としています。生活のために必要なものが揃っていなかったら不安になります。民たちもモーセに向かって主に対する不平をつぶやきました。民たちは目に見える保証がなかったので不安に追い込まれていたのです。

2.神さまの養いとは

 神さまの養いとは徹底しています。民たちが荒野を旅する間中、神さまは彼らが飢え死にしないように天からのパンを降らせ日々の養いを与えました。私たちもイスラエルの民たちと同じように神さまの養いが必要な者です。神さまはイエスさまをいのちのパンとしてこの世に与えてくださいました(ヨハネ6:35、48-51)。私たちも日常生活の中で目に見えない保証により不安に陥る時があります。そして心がどんどん渇いてくるのです。しかしイエスさまはイエスさまのもとに来る人すべてに御言葉をもって潤いを与えてくださいます。主の言葉が私たちの日々の養いとなるのです。