2021年8月22日の礼拝メッセージ

聖書箇所 出エジプト記14章10~27節

主題聖句:しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。(出エジプト記14章13節)

本日の説教要旨:神様を信じる者として難しい状況の中でどのように神様の助けを待ち望むのかを見ていきます。

1.恐れる必要はない

 モーセはエジプト軍が迫って来て恐れている民たちに「恐れてはならない」(14:13)と言いました。モーセは必ず神様が何とかしてくださると信じていました。神様はモーセに「前進しなさい」と命じました。神様は海の中に乾いた地面を造り出してくださったのです。私たちを導くお方は困難な時でも道を示し、道を造り出してくださるお方です。

2.現実の世界をしっかり見る

 イスラエルは後方にエジプト軍、前方に紅海があり完全に逃げ場を失っていました。モーセは民たちに向かって「しっかり立って、…主の救いを見なさい」(13節)と言いました。現実の世界を見て意気消沈をするのではなく、また自暴自棄に陥るのではなく、しっかりと立って現実を見るのです。彼らはそうすることによって主の救いを見ました(30,31節)。3.ただ黙って過ごす イスラエルは出エジプトが余計なことであったとつぶやいています(11,12節)。しかしモーセは「ただ黙っていなさい」(14節)と語りました。神様のことばに従う時、自分の思いや人の意見に流されるのではなく、ただ神様のことばに従うために一度口を閉ざすことが必要です。静かにして神様を待ち望み、神様のことばを信じて行動できる人は主の栄光を見ます(イザヤ30:15)。