2021年10月3日の礼拝メッセージ

聖書箇所:カの福音書10章38~42節

主題聖句:しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。

(ルカの福音書10章42節)

本日の説教要旨:私たちにとってなくてはならないものはいのちです。マタイ4:4、申命記8:3に「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる」とあります。私たちは神さまに造られ、神さまのことばである御言葉によって生きています。マリアは主のことば、つまりいのちを選び取って主の足もとに座っていました。

1.主のことばを聞く者

 私たちは本来御言葉に聞く者です。しかしマルタはおもてなしのために頭がいっぱいになっていただけではなく、妹のマリアが何にもお手伝いをしてくれないことからイエスさまに命令してしまいます。「私の手伝いするようにマリアに言ってください」と。私たちの姿勢はいつでも主のことばに聞く姿勢です。いろんなことに思い煩って、心を乱しているマルタは最も大切なこと、優先すべきこと、必要なことを見失っていました。

2.いのちを選び取る者

 マリアはいのちであるイエスさまのことばに聞き入ることを選び取りました。これは彼女が選んだのです。イエスさまが命令して、彼女を足もとに座らせたのではありません。マリアの人生はいつでもイエスさまを第一として、イエスさまを愛する生き方を実践している人でした(ヨハネ12章)。私たちの人生はいのちを選び取る人生でしょうか?主イエス・キリストのことばは私たちを生かす力があります。御言葉を信じて歩んでみましょう。