2021年11月21日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ヨシュア記24章14~15節

主題聖句:私と私の家は主に仕える。(ヨシュア記24章15節)

本日の説教要旨:主を信じて生きていく決断と選択は一人ひとりがしなければなりません。信仰は誰かの代りに信じることはできません。ヨシュアはイスラエルの民たちに主を信じ、主に仕えて生きていくかどうか各自で決めなさいと迫りました。

1.決断と選択

 ヨシュアはいきなり主を信じて生きていくか選べ!と迫ったわけではありません。イスラエルの歴史を語って、神さまがいかに良いお方であったのかを思い起こさせました。主は確かに生きておられる。それだけではなく、自分たちの実際の問題を確かに救い出してくださった事実を歴史を通して語り、その上で「今日、選ぶがよい」と訴えかけました。

2.主に仕えることとは

 民たちは主を信じて、仕えて生きていくことを選びました。けれども、ヨシュアは19節で「あなたがたは主に仕えることはできない」と言いました。ヨシュアは彼らが自分の力に頼って、主に仕える生き方を全うしようとしていたことを分かっていました。私たちも、たとえ熱い気持ちで決断・選択したことであっても時間が経つと心が変わってしまいます。民たちも何度も主から離れて、主以外のものを礼拝していきました。自分の力で信仰生活を完成させようとすると必ず失敗します。私たちの信仰生活は「イエス・キリストにあって」全うされるべきです。私たちの内に生きてくださっている主に頼り、日々主を選び取りながら歩みましょう。