2022年1月16日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ルカの福音書17章20~21節

主題聖句:見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。(ルカの福音書17章21節)

本日の説教要旨:神の国はイエス様によって到来しました。神の国、神様による統治を待ち望んでいた人々はダビデのような最高の王様が与えられると思っていました。また聖書の中にもダビデの王座に就いて王国を治める者が誕生すると約束されていました(イザヤ9:6-7)。

1.神の国は形ではない

 パリサイ人たちは神の国が目に見える形で到来すると信じていました。しかしイエス様の答えは「『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません」ということでした。神の国は目に見える形で現わされません。神の国は目に見えないけれども「あなたがたのただ中にあるのです」。目に見えると思い込んでいたパリサイ人たちからしたら驚くような知らせでした。

2.神の国はただ中に

 神様が統治してくださる時代がイエス様によっておとずれました。今も私たちは主に治められ、主の恵みの世界の中を歩んでいます。神の国とイエス様は目には見えないけれどもイエス様は「見なさい」と言われました。信じる者には見える神様の恵みの世界があるのです。この神の国は「あなたがたのただ中に」と言われているとおり、個人の恵みではありません。教会全体で受け取るべき恵みなのです。教会が託されている福音・良いおとずれを教会全体で発進していきたいと願います。