2022年2月20日の礼拝メッセージ
聖書箇所:ルカの福音書16章19~31節
主題聖句:彼らにはモーセと預言者がいる。その言うことを聞くがよい。(ルカの福音書16章29節)
本日の説教要旨:今回のたとえ話は「金銭を好むパリサイ人たち」(14節)に語られました。金持ちとラザロはこの地上で、そして死後の世界で真逆な状況に置かれました。
1.この世での生き方が評価される
金持ちは紫の衣と柔らかい亜麻布という上等な服を着て「毎日ぜいたくに遊び暮らしてい」ました。一方ラザロは金持ちの門前にいました。彼は体にできものがあり、「貧しい人」と言われていました。対照的な二人ですが、死後も対照的でした。ラザロは人知れず亡くなった時、御使いたちによってアブラハムの懐に連れて行かれました。金持ちは死んで葬られた後、「よみで苦しみながら」過ごしていました。イエス様は以前律法の専門家に主を愛すること、隣人を自分自身のように愛する生き方を説かれました(ルカ10:27)。
2.神のことばを聞いて守る人になる
ラザロは生前金持ちの家の門の前に寝ていました。金持ちはそれを見て見ぬふりをしていたのです。この金持ちは死んで初めて人生お金や地位じゃないことを知りました(ルカ12:15)。イエス様は「幸いなのは、むしろ神のことばを聞いてそれを守る人たちです」(ルカ11:28)と言われました。神のことばを聞いて守る人はこの世界だけで幸せになるだけではなく、天に召された後も幸いな者となります。私たちの御言葉に生きる生き方はきちんと主の前に評価されるのです。