2022年9月25日の礼拝メッセージ

聖書箇所 エレミヤ書1章1~10節

主題聖句:

見よ、わたしは、わたしのことばを あなたの口に与えた。

      エレミヤ書1章1~9節

本日の説教要旨:「あなたを知り、あなたを任命する」

①主の召命

 主はエレミヤに「あなたを胎内に形造る前からあ なたを知り」と言われました。「知り」とは、ただ単に情報として知るというだけでなく、人格的に知る、交わる、という意味です。続いて「あなたが母の胎を出る前からあなたを聖別し(取り分ける、の意)」と言われました。エレミヤの場合は、「国々への預言者」として取り分けられていました。主は、あなたの罪や欠点等を重々承知の上で、なおも大切な宝物として愛し、あなたにしか果たせない使命を与えて、それぞれの場所に置き、あなたによって主の祝福が拡大していくことを願っておられるのです(創世記12:2)。あなたは主から遣わされた「宣教師」であり、あなたが今置かれているところは主から遣わされた「宣教地」なのです。

②主の保証

 主の召命を聞いたエレミヤが「私はまだ若くて(20歳前後か)、どう語ってよいか分かりません」と言って尻込みしていると、主は三つの保証を与えられました。第一は「わたしがあなたとともにいて」、第二は「あなたを救い出す」、第三は「わたしのことばをあなたの口に与えた」という保証です。「与えられた仕事が重く感じられる時、私たちは、心配になったり、緊張したり、不安にかられたりします。このことの間違いは、自分自身を低く評価しているということではありません。むしろ、神様を低く評価していることにあります。神様が私たちに仕事を任せる時、仕事ができるように私たちを整え、必要な力を与えて下さいます」。