2024年5月5日の礼拝メッセージ
聖書箇所 詩篇 第121篇1~8節
主題聖句:
私は山に向かって目を上げる。私の助けは どこから来るのか。私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。
詩篇 第121篇1~2節
本日の説教要旨:
「うつむかないで目を上げよう」
巡礼者が目指すエルサレム神殿の方角を望むと、旅路の困難さを暗示するかのようにそびえる山々。しかし山々を見る「目を上げる」と、創造主への信頼がみなぎってきました。
①まどろむことなく守られる(3~4節)
真っ暗闇で野宿するのは心細い限りですが、「寝ずの番を」してイスラエルを出エジプトさせられた主は(出エ12:42)、「まどろむこともなく 眠ることもな」く野獣や強盗から守ってくださると確信しました。今も主は片時もまどろむことなく私たちの手を握り締め、足がよろけないよう守っていてくださいます。
②右にいて守られる(5~6節)
主は常に「右」(保護者の位置)にいて、「日」(熱射病の原因)や「月」(てんかんや熱病の原因と当時考えられていた)から守ってくださると確信しました。信仰によってキリストの花嫁とされた私たちを、親鳥が翼を広げて雛を守るように、全責任と細心の注意をもってかくまい守っていてくださいます(詩篇17:8)。
③とこしえに守られる(7~8節)
主は出発から帰郷までのすべてを守ってくださると確信しました。罪の奴隷から贖い出された私たちが無事天国にゴールインするまで、信仰の旅路を「今よりとこしえまでも守られ」ます。主日礼拝ごとに心を高く上げて天を仰ぎ、過ぎた一週間の旅路を絶えず主が守ってくださったことを感謝しつつ、「私の助けは主から来る。天地を造られたお方から」と信じて新しい一週間に踏み出しましょう。