2024年8月25日の礼拝メッセージ
聖書箇所 エレミヤ書 第29章10~14節
主題聖句:
わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている…それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
エレミヤ書 第29章11節
本日の説教要旨:
「平安と将来と希望の計画」
エレミヤは、バビロン捕囚となったイスラエルに、捕囚の地で腰を落ち着けて生活するよう勧めました。「バビロンに七十年が満ちるころ、わたし(神)はあなたがたを顧み、あなたがたにいつくしみの約束を果たして、あなたがたをこの場所に帰らせる」からです。イスラエルにバビロン捕囚という悲劇が襲ったのは、神の民として本来あるべき姿を回復するためでもありました。律法に背いて堕落したイスラエルに、神は預言者を次々遣わして悔い改めのチャンスを与えられましたが、イスラエルは心を頑なにして背き続けました。そのため神はバビロン捕囚というさばきを下されたのですが、「それはわざわいではなく平安を与える計画であり…将来と希望を与えるためのもの」でした。具体的には、「あなたがたに耳を傾ける」、祈りの回復です。「わたしを見つける」、礼拝の回復です。「あなたがたを元どおりにする」、祖国の回復です。人の目には「わざわい」と思えることであっても、神はさらに深いご計画をもって導いておられるのです。
私の人生にご計画を持っておられる神は、決して失敗なさいません。私を造られた神は、この私を誰よりもよくご存じで、しかも御子イエスを十字架の死に渡されるほど愛しておられるお方です。万事の背後には神の愛のご計画があり、意味があることを信じて、「何か大きな問題や困難に出合った時…『なぜ?』という問いかけから、神さまの御業、ご計画に期待して、この出来事を通して『何を?』と祈り求めていきましょう」(松本雅弘師)。