2024年9月8日の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書 第13章1~9・18~23節
主題聖句:
良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて悟る人のことです。本当に実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結びます。
マタイの福音書 第13章23節
本日の説教要旨:「耳のある者は聞きなさい」
①種は神のみことば
神のみことばと種には共通点があります。
⑴いのちがある…みことばには罪を示し、主イエスの十字架の赦しを悟らせ、信じる者を「新しく生まれ」させるいのちがあります(Ⅰペテロ1:23)。
⑵力がある…みことばには信じる者を造り変え、試練や誘惑に打ち勝たせる力があります(ヘブル4:12)。
⑶実を結ぶ…みことばが心の内に宿ると、悔い改めの実(マタイ3:8)、品性の実(ガラテヤ5:22~23)、救霊の実(ヨハネ15:16)を豊かに結ぶようになります。
②土地は聞く人の心
種も蒔き方も同じですが、落ちた土地(=みことばを聞く人の心)が違うために結果が異なりました。
⑴道端(4、19節)…人や家畜の行き来で踏み固められた畑の小道のことで、頑なな心を表しています。みことばを聞いても拒絶するので、「悪い者(悪魔)」に奪い取られます(ヘブル4:7)。
⑵土の薄い岩地(5~6、20~21節)…岩の上に土が薄くかぶさっている地では深く根を張れないため暑い日には枯れてしまう、感情的・衝動的な心を表しています。みことばを聞くと喜んで受け入れますが、「困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます」。
⑶茨の間(7、22節)…地中に茨の根が残っていて、やがて茨に覆い尽くされる地のことで、世的な心を表しています。神を第二第三にしていると、心はやがて世に占領されてしまいます。
⑷良い地(8、23節)…よく耕され砕かれ、教えられやすく従いやすい心は、豊かに実を結びます(エレミヤ4:3、詩篇51:17)。
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今日は、聖餐式が行われました。
※本礼拝のYoutube動画はございません。