2021年9月19日の礼拝メッセージ
聖書箇所 民数記21章4~9節
主題聖句:蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。(民数記21章9節)
本日の説教要旨:イスラエルの荒野の40年の旅は神様を知る旅です。彼らは何度も神様に逆らい、不平不満をつぶやいていましたが、彼らは神様を信じることの大切さを教えられていきました。
1.祈りの内容
イスラエルは荒野の旅に耐えられなくなり、神様とモーセに逆らいました。神様はイスラエルの中に燃える蛇を送り込み、罪のさばきを行いました。毒蛇にかまれた者は次々に死んでいきました。イスラエルはこの事を通して自分たちの非を認め、モーセに蛇を取り去ってほしいと嘆願します。モーセは民のために祈りました。私たちも痛みや苦しみがあれば早く取り去ってほしいと願います。しかし神様の答えは蛇を取り去ることではありませんでした。青銅の蛇を作り、旗ざおの上に付けて、これを仰ぎ見させよと言われたのです。
2.救いの方法
神様の救いの方法は信じることです。私たちは苦しみや痛みや災難を取り去られることで救われると考えてしまいますが、神様の救いはたとえ毒蛇がいたとしても主を信じる者はその中でも生きることができるというものです。イエス様はニコデモに信じることで救われるということを教えられました(ヨハネ3章14節)。私たちの救いも信じることです。たとえこの世の中に罪があり、悲しみがあり、苦しみがあり、痛みがあったとしても、その中で主を仰いで信じるならば、主は共にいてくださり救ってくださいます。