2021年2月7日(日)のメッセージ
聖書箇所:出エジプト記2章1~10節
主題聖句:信仰によって、モーセは生まれてから三か月の間、両親によって隠されていました。(へブル人への手紙11章23節)
本日の説教要旨:ヨセフはエジプト全土を治める人物になっていました。彼の家族もヨセフの近くに住んで、大飢饉を乗り越えていきました。ヨセフの死後、ヨセフのことを知らない王がエジプトに誕生しました。そのためイスラエルの民たちは危機に陥ります。
1.信仰の人たち
この危機はへブル人の数を減らし、彼らに過酷な労働を強いるものでした。神さまはこの危機のためにモーセを備えられました。しかしモーセが誕生した時、エジプトでは「へブル人の男の子は殺さなければならない」という命令が出されていたのです。その中で信仰にあふれた人物たちがいました。王の命令よりも神さまを畏れる助産婦たち。信仰によって彼を生かしていた両親。そして隠しきれなくなった時は彼をナイル川に置き、すべてを神さまの御手に委ねたのです。また、彼の姉も流された弟がどうなるか気になり、後をつけていました。その時、ファラオの娘にすばらしい対応をして、モーセは実の母親に育てられることになったのです。
2.信仰に生きる
危機の中で信仰に生きることはできます。今日登場した人物たちがそのことを教えてくれます。世の権力者を恐れずに、神さまへの信仰を頼りに生きた結果、イスラエルはエジプトでの苦役の中から救い出されました。主はモーセをその任に就かせたのです。私たちも主に与えられた使命があります。その使命を果たす時に大切なことは信仰です。