2021年3月7日の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書25章14~30節
主題聖句:よくやった。良い忠実なしもべだ。(マタイの福音書25章21)
節本日の説教要旨: 再臨をテーマに語られているたとえ話です。主は必ずこの地上に来られます。それがいつになるかは分かりません。それまでの間、私たちはタラントを活かしながら主を待ち望むのです。
1.能力に応じて与えられたタラント
タラントは当時のお金の単位です。たとえ話の主人は旅に出かける前、しもべたちにそれぞれの能力に応じてタラントを預けて行きました。預けられた二人はそれぞれ商売をして儲けを出しましたが、一人はタラントを地面に隠しておきました。主人が帰って来て清算の時となりました。儲けを出した二人は「よくやった。良い忠実なしもべだ」と褒められ、地面に隠しておいた人は「悪い怠け者のしもべだ」と怒られてしまいました。
2.主人のために用いるタラント
たとえ話の主人はイエスさまで、しもべは私たちのことです。イエスさまは能力に応じて私たちにタラントを預けておられます。そのタラントを活かすのも磨くのも私たち次第です。まず自分に預けられているタラントが何であるかを知る必要があります。私たちも委ねられているものを清算する時が来るからです。その時の評価基準は「忠実」であるかどうかです。タラントは能力であり、才能であり、気質であり、力です。自分にできる何かがあります。それを見つけ出して、主のために磨き、用いて仕えていきましょう。