2021年6月27日礼拝メッセージ
聖書箇所:ヨブ記1章1~22節
主題聖句:主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。(ヨブ記1章21節)
本日の説教要旨:ヨブ記は悲しみや困難に直面した時、信仰者の態度はどうあるべきかを教えてくれます。
1.順境の時でも
ヨブは誠実で直ぐな心をもっていました。彼は神を畏れ、悪から遠ざかっていました。神さまから祝福を受けて、家畜もしもべも子どもたちも豊かに与えられました。ヨブは子どもたちが知らず知らずのうちに罪を犯しているかもしれないというところにまで心を配り、主の前に全焼のいけにえをささげていました。ヨブは平穏な時でも、主を畏れることを忘れませんでした。
2.逆境の時でも
ヨブの身に降りかかる災難、悲劇の理由はヨブ記を読む読者にしかわかりません。天において、神さまとサタンのやり取りが6~12節に記されてあります。サタンはヨブが理由もなく主を畏れるはずがないと訴えます。ヨブの財産を打てばきっと神さまを信じないようになると言い出します。神さまはサタンがヨブの財産を打つことを許します。ヨブは次々に襲いかかる悲劇に深く悲しみました。しかし彼は神さまを礼拝し続け、主を信じる信仰に留まりました。罪や苦しみ、悲しみは私たちの人生につきものです。神さまも苦しみを通られて、私たちに救いの道をお与えになりました。イエスさまも苦しみの道を通られて、罪を打ち砕かれました。苦しみを避けて通ることをしなかったイエスさまが、私たちを苦しみの中で慰めてくださいます。