2021年8月8日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ヨハネの福音書15章1~8節

主題聖句:わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。(ヨハネの福音書15章5節)

本日の説教要旨:弟子たちはイエス様が十字架に向かって歩いていることを不安に思っていました。イエス様は彼らに向かって、お互いがつながっていることを話されていきます。

1.まことのぶどうの木

 弟子たちはイエス様との関係がこれで終わりになってしまうと思っていました。彼らの顔が曇っている中、イエス様は自分がまことのぶどうの木で、弟子たちがそれにつながる枝であると話されました。そして父なる神様は農夫であり、きちんと世話をしてくださるのです。まことのぶどうの木であるイエス様につながるならば、必ず良い実が実ります。なぜならば、きちんと剪定され、刈り込みをされるからです。剪定と刈り込みは主の語られた言葉によって行われます。聖書の御言葉によって私たちはきよくされるのです。

2.つながるとは

 イエス様は「わたしを離れては、あなたがたは何もすることができない」(15:5)と言われました。イエス様は十字架に向かって歩き出し、弟子たちの前からいなくなるように見えます。しかし、イエス様の言われる「つながる」とは、イエス様の言葉にとどまることです。実体が見えなくても、イエス様の言葉が心の中にとどまっているならば、イエス様もとどまってくださるのです。イエス様は目には見えませんけれども、主を信じる者たちの心の中で今も生きておられます。