2022年1月9日の礼拝メッセージ

聖書箇所:マルコの福音書1章14~15節

主題聖句:時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。(マルコの福音書1章15節)

本日の説教要旨:神の国はイエス様によってこの地に到来しました。そしてイエス様が再び来られるときに神の国は完成されます。

1.時が満ちた

 イエス様は宣教を開始される時「時が満ちた」と言われました。バプテスマのヨハネは主の道を備える者でした(ルカ1:17、マルコ1:2)。イエス様の時とは罪の救いの時が始まることと、神様がご支配してくださる時が始まることを意味しています。イエス様はこれから多くの人の病を癒し、悪霊を追い出し、子どもを大切に扱い、やもめにあわれみをかけていきます。社会からのけ者にされていた罪人とも積極的にかかわっていき、罪の赦しを宣言されていきます。イエス様こそ罪の救いをもたらすメシアなのです。

2.悔い改めて福音を信じる

 神の国はイエス様によって到来しました。この神の国に入るためには①悔い改めること②福音(イエス様)を信じることによって入ることが許されます。悔い改めるとは生活や自分自身の一部分を改善することではなく、生活のすべてや自分自身のすべてを丸っきり変えることです。神様は今も一方的に救いの恵みを人々に示してくださっています。誰でも悔い改め、イエス様を主と告白するならば救われます。救いの道は今も閉ざされていません。私たちも神の国に招かれました。まだ神様のことを知らない方々のために福音を宣べ伝えて生きましょう(ローマ10:9-15)。