2022年1月30日の礼拝メッセージ
聖書箇所:ルカの福音書9章21~27節
主題聖句:だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。(ルカの福音書9章23節)
本日の説教要旨:イエス様に従って生きる人生とは「自分を捨て、日々自分の十字架を」負う人生です。
1.神様の御手に委ねる勇気
「自分を捨てる生き方」を説かれたイエス様ですが、イエス様は私たちからあらゆる可能性や能力を取り上げたいと願っているわけではありません。「日々自分の十字架を負って」と言われているように、イエス様に従う生き方とは自分のために生きる生き方ではなく、人々にいのちを届ける生き方なのです。イエス様は十字架上で自分のいのちを差し出し、私たちを罪から救い出してくださいました。自分の十字架を負うということは、自分の持てるものすべてを使って人々にキリストのすばらしさをお伝えすることです。自分を捨てるためにはまず、主の御手に委ねることが大切です。「捨てる」と言っていますが、一旦自分のもとから離して、主のもとに置くことです。
2.神様の導きに従う勇気
主のもとに自分の持てるものを置いたとき、不思議なことが起ります(24節)。主のために手放したことも、主は主の働きのために用いられることがあります。神様の導きの中で自分の能力や賜物などを使わせていただきましょう。そしてどんなことがあっても、自分のために生きるのではなく、主のために生きていきましょう。パウロはキリストを知っていることのすばらしさを知って喜んでいました(ピリピ3:7)。