2022年3月6日の礼拝メッセージ

聖書箇所:ルカの福音書19章28~40節

主題聖句:主がお入り用なのです。(ルカの福音書19章34節)

本日の説教要旨:イエス様は平和の君としてこの世に来られました(イザヤ9:6-7)。平和の君であるイエス様に最もふさわしい乗り物が一度も人を乗せたことのない子ろばでした。

1.主は弟子たちを必要とされる

 イエス様はエルサレムに向かうために子ろばを連れて来るようにと言われ、二人の弟子を遣わしました。子ろばを連れて来るときに、もし何か聞かれてたら「主がお入り用なのです」と言うように伝えられました。イエス様はご自分のことばを弟子たちに握らせて、主の働きに加えられます。主は一人で何でも行うお方ではなく、弟子たちと一緒になって働かれるお方です。

2.主は弟子たちを用いられる

 ろばはイスラエル人にとって身近な家畜でした。そして日常生活に欠かせない動物でした。荷物の運搬、乗用、農業など。馬は戦車をひくために使われた動物です。馬を多く所持していることは軍事力が高いことをしめしていました。モーセは「王は、決して自分のために馬を増やしてはならない」(申17:16)と警告しています。神様も馬の力を喜びません(詩篇147:10)。イエス様は弟子たちを用いられていきましたが、主が用いられる器とは主のことばを信じて受け入れ、その通りに行う人です。私たちはイエス様の弟子として平和の使者として歩んでいきましょう(マタイ5:9)。