2022年8月21日の礼拝メッセージ

聖書箇所 列王記第一18章16~40節

主題聖句:

火をもって答える神、その方が神である。

      列王記第一18章24節

本日の説教要旨:「いつまで迷っているのか」

 「火をもって答える神、その方が(真の)神である」と民が覚醒するよう、エリヤはバアルの神との対決を提案しました。まずバアルの預言者たちです。いくら踊り回って祈っても、「剣や槍で、血を流すまで自分たちの身を傷つけ」て祈っても、何の答えもなく、人間が勝手に造り出した偶像の無力さを証明するだけでした(詩篇115:5~7)。今度はエリヤの番です。「壊れていた主の祭壇を築き直した」後、祭壇に大量の水を三度も注いで、人間的な力では到底火がつかない状況をつくり出した上で神に祈りました。すると「主の火が降り、全焼のささげ物と薪と石と土を焼き尽くし、溝の水もなめ尽くした。民はみな、これを見てひれ伏し、『主こそ神です。主こそ神です』と言った」。

 神は瘦せ馬に鞭を打つようにして、ただ「従え、従え」と命じる厳しいお方ではありません。神はこれまでどんなにあなたを愛し赦し導いてこられたことか(詩篇103:2)。神の限りない愛が注がれ続けているのに、「いつまで、どっちつかずによろめいているのか。もし主が神であれば、主に従え」と、神はあなたにも語りかけておられます。

 あなたのために御子イエスを惜しみなく十字架の死に渡された愛なる神を、一つ心で愛し仕えていますか。真の神を信じていると言いながら、「どっちつかずによろめいて」はいませんか。耳の痛いみことばを退けてはいませんか。それではイスラエルと五十歩百歩ではないですか。明日からではなく今日、「どっちつかずによろめいている」中途半端な歩みに終止符を打ち、賢い選択をすべきではありませんか、永遠に後悔しないように。