2022年11月6日の礼拝メッセージ

聖書箇所 使徒の働き16章25~34節

主題聖句:主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。(使徒の働き16章31節)

本日の説教要旨:「あなたもあなたの家族も」

 パウロとシラスが「占いの霊につかれた若い女奴隷」から悪霊を追い出すと、「金儲けする望みがなくなった」主人たちの恨みを買い、鞭打たれ、「奥の牢に入れ」られ、「足かせをはめ」られました(16~24節)。そんな中パウロたちは「祈りつつ、神を賛美する歌を歌っていた…すると突然、大きな地震が起こり…すべての囚人の鎖が外れてしまった」。パウロたちにとっては祈りに対する主の答えとして喜ぶべきことでしたが、看守にとっては「自殺しようとした」ほど絶望的なことでした。

 思いがけない問題に直面しても、「神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け」(詩篇46:1)。神が味方なら、「神はそのただ中におられ…揺るがない」(同46:5)。神以外のものを土台に据えていると、いざというとき脆くも崩れ去ります。あなたの人生の土台は確かでしょうか。

 「神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである(口語訳「すべての人の本分」)」(伝道の書12:13)。神に背を向けて生きていた私たちのため、御子イエスは十字架と復活によって救いを完成し、神に立ち帰り、神の教えに従って生きることができるようにしてくださいました。確かな人生の土台を確保するためにも、「主イエスを信じなさい」との呼びかけに応答しましょう。

 ノア一家同様(創世記7:1)、「あなたもあなたの家族も救われ」ることを神は願っておられます。「人は真に恐るべき神を恐れないので、恐れなくていいものを恐れている」(パスカル)。まずあなた自身が「時を移さず」一歩踏み出し、「主のことばを語っ」ていくことです。「あなたがたに反対しない人は、あなたがたの味方です」(ルカ9:50)から。