2023年1月8日の礼拝メッセージ
教会学校説教 ヨハネの福音書10章11節
暗唱聖句:わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。
主題聖句:
イエスはそばに近寄り、手を取って起こされた。
すると熱が引いた。彼女は人々をもてなした。
マルコの福音書1章31節
本日の説教要旨:「イエスの家庭訪問」
①人々はイエスに知らせた
「シモンの姑が熱を出して横になっていたので、人々はさっそく、彼女のことをイエスに知らせた」。「さっそく…イエスに知らせ」て祈ること、これこそ問題解決の早道です(詩篇46:10、50:15)。
②イエスは姑を癒された
「イエスはそばに近寄り、手を取って起こされた。すると熱が引いた」。弟子たちが逆風のため舟をこぎあぐねていたとき、イエスが「舟に乗り込まれると、風はやんだ」(6:45~52)。パウロは肉体的弱さが癒されるよう祈り続けましたが、結局癒されず、代わりに「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」(Ⅱコリント12:9)との答えが臨みました。パウロはその答えを受け入れて神に依り頼み、目覚ましい働きをすることになりました。イエスを迎え入れることで、願いどおり解決されることもあれば解決されないこともあります。しかしいずれにせよ好循環へと変わっていくことだけは確かです。
③姑は人々をもてなした
熱病を癒された姑は、感謝にあふれて「人々をもてなした」。死海は、水が流れ込むだけで出口がないため、塩分濃度が高くて生物が住めません。「主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました」(Ⅱコリント8:9)。ドルカスは十字架の愛に応えるため、裁縫の賜物を用いて、貧しい女性たちのために服を作りました(使徒9:36~43)。
イエスを迎え入れることで好循環が生まれ、十字架の愛に応えて神と人に仕えることで好循環が維持されます。あなたの人生にもこの好循環があるでしょうか。信仰を働かせるよりも世の常識を働かせて、イエスを迎え入れるところが詰まっていませんか。与えるところが詰まっていませんか。