2023年1月15日の礼拝メッセージ
聖書箇所 ヨハネの手紙第一5章1~5節
主題聖句:
イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。
ヨハネの手紙第一5:5
本日の説教要旨:「世に勝つ者とはだれか」
神に敵対する「世」は、「肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢」(2:16)をもって私たちを神から引き離そうと絶えず誘惑します。私たちも以前、世の濁流に飲み込まれ、神を神とも思わず、罪を罪とも思わず生きていました。しかし神の御子イエスが来臨し、十字架と復活によって悪魔との戦いに打ち勝ってくださいました。この「イエスを神の御子と信じる者」は、世の濁流から救い出され、神の世界に生きる者に移し替えられ、イエスの勝利に結び合わされます。だから「世に勝つ者」とされるのです。
「神は、世界の基が据えられる前から、この方(キリスト)にあって私たちを選び」(エペソ1:4)、悔い改めと信仰によって神の子とし、神の子をさらに「御子のかたちと同じ姿に」するために「すべてのことがともに働いて益となる」ようにし、「栄光をお与えに」なるお方です(ローマ8:28~30)。この「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう」(ローマ8:31)、誰も敵対できません。「ご自分の御子さえも惜しむことなく」十字架の死に渡すほど私たちをこよなく愛しておられる神は、「御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか」(ローマ8:32)、神が必ず養い守られます(マタイ6:33)。「神の愛から、私たちを引き離」そうとする世の力は確かに強力ですが、私たちの勝利はすでに確定済み、「私たちを愛してくださった方によって、私たちは圧倒的な勝利者です」(ローマ8:37)。「神さま抜きのあなた自身の頑張りや賢さは、サタンからすれば大したことはないのです…そのサタンに負けないためには…心からへりくだり、神さまの御力により頼むことです。神さまを求める者に、サタンは何の手出しもできません…恵みのよろいかぶとでしっかりと守ってくださいます」(松本雅弘師)。