2023年10月8日神学校デー の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書8章14~17節
主題聖句:
彼女は起きてイエスをもてなした。
マタイの福音書8章15節
本日の説教要旨:
「主イエスの家庭訪問」
①人々は主イエスに伝えた
「シモンの姑が熱を出して横になっていたので、人々はさっそく、彼女のことをイエスに知らせ」ました。「さっそく…イエスに知らせ」て祈るのが問題解決の鍵です(詩篇46:10、50:15)。主イエスは喜んで耳を傾け、親身に相談に乗ってくださる「ワンダフル・カウンセラー」(イザヤ書9:6)です。
②主イエスは姑を癒やされた
「イエスは彼女の手に触れられた。すると熱がひき」ました。主イエスを信じて生きるとは、「自分の仕事も…家族も…周囲のすべてのことが神さまの愛の内にあり、私たちの手が届かないところにも、神さまの愛のベクトルが確かに届くという恵みに生きる」(沖崎学師)ことです。主イエスを迎え入れることで、願ったとおりに解決されることもあれば、そうならないこともありますが、いずれにせよ好循環へと変わることだけは確かです。
③姑は人々をもてなした
病を癒やされた姑は感謝にあふれ、「イエスをもてなし」ました。十字架の愛に何とか応えようとしたドルカスは、裁縫の賜物を用いて困窮する女性たちのために服を作りました(使徒9:36~43)。「死海(塩の海)」は、水が流れ込むだけで出口がないため塩分濃度が高く(普通の海の6倍)、生物が住めません。「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使徒20:35)。「頑張りを自分が勝ち抜くためだけに使わないでください」(上野千鶴子氏)。
主イエスを信じ迎え入れることで好循環が生まれ、十字架の愛に応えて神と人に仕えることで好循環が維持されます。あなたの人生にもこの好循環があるでしょうか。信仰を働かせるよりも常識を働かせ、主イエスを真っ先に迎え入れるところが詰まっていませんか。十字架の愛に応えて神と人のために生きるところが詰まっていませんか。