2023年１１月５日の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書 ９章１～８節
主題聖句：
マタイの福音書 ９章２節
本日の説教要旨：
｢あなたの罪は赦された｣
｢イエスが再びカペナウムに来られると、家におられることが知れ渡った。それで多くの人が集まったため、戸口のところまで隙間もないほどになった。イエスは、この人たちにみことばを話しておられ｣ると、四人の友人が｢イエスがおられるあたりの屋根をはがし、穴を開けて、中風の人が寝ている寝床をつり降ろした｣(マルコ2:1～4)。｢群衆のためにイエスに近づくことができなかった｣という困難にもめげず、主イエスに期待して強行突破しました。｢イエスは彼らの信仰を見て｣とあります。主イエスはあなたの信仰も見ておられます。本気で信じ本気で願っているでしょうか。
中風の癒やしを求めてきたのに、主イエスは｢子よ、しっかりしなさい。あなたの罪(複数形⇒諸々の罪)は赦された｣と宣言されました。彼には病の癒やし以上に罪の赦しこそ必要であることを知っておられたからです。｢この人は神を冒瀆している｣という律法学者たちの｢心の中｣を見抜かれた主イエスは、今度は中風を癒やされました。それによって罪の赦しが確かにあり、自分はその権威を持っていることを明らかにされたのです。
病気やけがのため肉体が半身不随であることは人間にとって大きな悩みですが、魂が罪のために半身不随になっていることは、それ以上に大きな問題です(ローマ7:15)。創造主なる神を無視し、人生の一番深いところで神と仲直りしていない状態のままで、どうして祝福があるでしょうか。神との関係を断絶させている罪の赦しこそ最も偉大な奇跡であり、永遠に続く恵みです。あなたは主イエスを救い主として信じ受け入れるか、それとも｢神を冒瀆している｣者として断罪するか(Ⅰ列王記18:21)、主イエスをまだ知らない人々のために今度はあなたが祈り、実際に行動を起こす番ではないか、とこの記事は決断を迫るのです。
