2023年12月24日クリスマス賛美ファミリー礼拝のメッセージ
聖書箇所 ルカの福音書 2章1~7節
主題聖句:
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
ルカの福音書 2章11節
本日の説教要旨:
「恐れるな、見よ」
神の御子イエスが人の子として降誕されたことを真っ先に知らされたのは羊飼いたちで、御使いの第一声は「恐れることはありません」でした。人は些細なことでも恐れやすい存在です。迷信に対する恐れ、他人の目に対する恐れ、将来に対する恐れ、死に対する恐れ等があります。こうした恐れの原因は何でしょうか。真の神を人生から閉め出しているところにあると聖書は言います。「はじめに神が天と地を創造された」(創世記1:1)。この神を人生の「はじめに」据え、神に的を合わせて生きるとき、幸いな人生を送ることができるように造られているのに、神を締め出して生きるから、迷信や占いに頼らざるを得なくなり、将来に対して不安になるのです。「わたしの目には、あなたは高価で尊い」(イザヤ書43:4)と私たちの中に絶大な価値を見出しておられる神を無視して生きるから、他人と比べて落ち込んだり、他人の目を恐れたりするのです。死んだ後、神のさばきがあること、このままでは神の前に立てないことを本能的に知っているから、死に対して恐れを抱くのです。このようにありとあらゆる恐れの原因は、神を閉め出して生きる「罪」にあると言えます。
この罪の問題を解決するために降誕された主イエスは、全人類の罪のために十字架につけられ、神にさばかれて死なれましたが、三日目に復活して救いを完成されました。罪を悔い改めて主イエスを信じるなら、神との関係が回復され、神が人生の土台・味方となってくださるので、試練や困難に直面しても「恐れることはありません」、神とともに乗り越えていくことができます。主イエスを信じることは、何も特別なことではなく、私たちが真に人間らしく、真に自分らしく、イキイキと生きることができるようにされること、人間として当たり前の姿に回復されることなのです。
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※礼拝の中で、聖歌隊(音楽部)による「諸人こぞりて」の賛美がありました。
※礼拝後、クリスマス祝会が開かれました。
オルガン演奏や2023年思い出の写真スライドショー、プレゼント交換などが行われ楽しい時を過ごしました。