2024年4月7日の礼拝メッセージ

聖書箇所 マタイの福音書 第10章34~39節

主題聖句:

自分の十字架を負ってわたしに従って来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。

      マタイの福音書 第10章38節

本日の説教要旨:

「十字架を負って従う」

 「平和の君」(イザヤ9:6)と預言され、「平和をつくる者は幸いです」(5:9)と山上説教した主イエスが、「平和ではなく剣をもたらすために来ました」と言われるのは矛盾だ、と考えるかもしれません。しかし矛盾しているのは主イエスではなく、この世なのです。神によって造られながら、神を認めようとせず、神に敵対しているこの世こそ矛盾しているのであり、結果的に「平和ではなく剣(争いや敵意の象徴)」となるのも致し方ないことです。

 そのような場合に「わたしよりも父や母を愛する者…息子や娘を愛する者…自分の十字架を負ってわたしに従って来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません」と主イエスは言われます。一時的・表面的な平和のために安易な妥協をしないで、主イエスの喜ばれる道、永遠の祝福の道を選択しましょう。

自分はそんなに強くない、自分には無理だと怖気づくかもしれませんが、「案ずるより産むが易し」です。主イエスにおおらかに信頼して委ねていれば、主イエスが責任をもって守り支え助けてくださいます(19~20節)。今は理解できなくても、今は辛く苦しくても、「自分の十字架を負って」主イエスに従って行くことを止めないでおきましょう。とりあえず今日一日、主イエスに従って行きましょう。そして明日も、明後日も…。「受けた恵みをどうして保つことができるか。あなたは『恵み』を保つ必要はない、『恵み』があなたを保ってくださる」(バックストン師)。

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礼拝の中で、新年度教会役員任命式、進学進級祝福式、4月誕生祝福式がそれぞれ行われました。