2024年7月7日の礼拝メッセージ
聖書箇所 マタイの福音書第12章22~30節
主題聖句:
わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしとともに集めない者は散らしているのです。
マタイの福音書第12章30節
本日の説教要旨:
「主イエスの味方か敵か」
主イエスの悪霊追放の事実は否定しようがないので、パリサイ人は悔し紛れに「ただ悪霊どものかしらベルゼブルによることだ」と非難しました。すると主イエスは彼らの論理の矛盾を突いて三つの反論をするとともに、「神の御霊によって悪霊どもを追い出しているの」であり、それは「もう神の国はあなたがたのところに来ている」証拠だ、と主張されました。そして、「わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしとともに集めない者は散らしているのです」と警告されました。
主イエスに関しては中立的立場ということはあり得ない、味方か敵か二つに一つ、「わたしとともに」であって、「わたしの近くに」では駄目だ、ということです。厳し過ぎると思うかもしれませんが、これは主イエスのみことばです。割引くことなく聞かなければ、永遠に後悔することになりかねません。「私たち多くのクリスチャンを満たしているものは、『中途半端の霊』である」(鈴木正久師)。「生ぬるく、熱くも冷たくもない」(黙示録3:15~16)状態で、霊の「目が見えず」、何かあるとすぐに落ち込み、愚痴があふれていませんか。どんなときにも神に信頼し、神を賛美する「口」が不自由になっていませんか。あなたの内に居座る「強い者(自我)を縛り上げ」ていただきましょう。いつまでも波打ち際や浅瀬で満足していないで、「わたしとともに」恵みの「深みに漕ぎ出し…なさい」(ルカ5:4)と主イエスは語りかけておられます。