2024年10月13日知多教会・名古屋東教会合同ファミリー礼拝のメッセージ
聖書箇所 コリント人への手紙第二 第12章1~10節
主題聖句:
わたしの恵(めぐ)みはあなたに十分(じゅうぶん)である。わたしの力(ちから)は弱(よわ)さのうちに完全(かんぜん)に現(あらわ)れるからである…ですから私(わたし)は…大(おお)いに喜(よろこ)んで自分(じぶん)の弱(よわ)さを誇(ほこ)りましょう…私(わたし)が弱(よわ)いときにこそ、私(わたし)は強(つよ)いからです。
コリント人への手紙第二 第12章9~10節
本日の説教要旨:
「弱いときにこそ強い」
パウロは「パラダイスに引き上げられ」るという体験をしたようです。これは彼を慰め励ましただけでなく、「高慢にならないように…肉体に一つのとげを与えられ」、苦しみ続けることになりました。とげさえなければもっと働けるのに、と考えたパウロは、とげの除去を「三度、主に願いました」。以前は主に祈り続けていたが、今はこれについては全く祈っていない、と言うのです。それは、「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」という主からの答えがあったからです。以来、「キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう…私が弱いときにこそ、私は強いからです」と言うようにさえなりました。自分の弱さを通して神が力を発揮されることを知ったパウロは、自分の弱さが恥ではなく、むしろ誇りに変えられたのです。
本当の問題は弱さがあることではなく、弱さを認められないこと、受け入れられないこと、他人にバレないよう懸命に隠して、恐れながら他人と接していることです。「弱さは神の邪魔にはならない」「人のピンチは神のチャンス」。弱いからこそ、足りないからこそ、神を仰ぎ、神に祈り求め、神に拠り頼むのです。弱さを認めた分だけ、神の恵みが注がれてくるのです。今日も神の「恵みはあなたに十分」です。もしあなたが自分の弱さを感じているなら幸いです。自分の弱さを正直に認めるとき、その弱い部分が神の驚くべき力が発揮されるところに変わる絶好のチャンスとなるからです。
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※礼拝後、東海地区三教会交流会(教区東海地区食べり場①)が大高緑地で行いました。